ニーサ口座は銀行で作ってはいけない
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- カテゴリ: ニーサ(NISA)とは?
- 2013年7月29日(月曜)06:42に公開
ニーサ口座は銀行で作ってはいけない
ニーサ口座は、銀行でも、証券会社でも作れますが、おすすめは証券会社でニーサ口座を作ることです。
ニーサ口座の現状
2013年現在で証券業界全体での口座予約数は150万件を突破し、みずほフィナンシャルグループは、60万口座獲得を目標に大々的なキャンペーンを打ち出しています。
しかし、注意が必要なのは、銀行は投資信託しか投資できず、銀行でニーサ口座を作ってしまったら、4年間は他の金融機関でニーサ口座を開くことができないのです。
なぜ、銀行よりも証券会社が良いのか?
扱える投資方法に差があるのです。
銀行の場合
- 株式投資信託
証券会社の場合
- 株式投資信託
- 上場株式
- 外国上場株式
- 上場投資信託(ETF)
- 上場REIT(不動産投資信託)
- など
ただ、ラインナップが多いだけで証券会社をお勧めしているわけではありません。
実は、銀行が唯一扱える株式投資信託というのは、
複雑な仕組みを組み込むことで高い分配金を設定しながらも、手数料が高く、ハイリスクな金融商品の代表のようなものなのです。
自分で、株式を選ぶ自信がない方、分配金を目当てにした方などが、この投資信託を資産運用方法に選ぶケースが多いのですが、仕組みもわからずに手数料だけ高いため、資産が増える可能性も低いのです。
だからこそ、ニーサ口座を開設するのであれば、投資信託を候補にしていたとしても、ほかの金融商品も利用できる証券会社に口座を開設すべきなのです。
キャンペーンに踊らされてニーサ口座を銀行で開設するのは辞めましょう。